カプセルホテルの新型コロナ対策
サウナ・温浴付きなどで裸で他人と接する機会が多い、カプセルホテル。裸こそ危険と控える方も多く出ており、業績悪化が懸念されます。少しでも改善すべく、ここでは今できることをお伝えします。少しでもお役立ていただければ幸いです。
対策は常日頃からできている
裸で他人と接する機会が多いからこそ、常日頃から衛生面では非常に気を使って営業されているカプセルホテルが多いです。
常に空気清浄機や加湿器、消毒スプレーやマスクなどのアメニティを取り揃えており、手ぶらで宿泊できるようになっております。おもてなしという日本ならではの風習がカプセルホテルのスタンダードになった結果だと思います。
カプセルホテルを運営されている方にとっては当たり前すぎることで、普通だろと思われますが、意外とアメニティで取り揃えている内容などをホームページなどで掲載されているところは少ないですので、この機会に細かく掲載されてはいかがでしょうか。安心される一つの材料になると思います。
プラスのご案内として
設備的にカプセルホテルは簡易宿泊業として、簡易宿所指導基準によって基準が設けられていますが、カプセル内の換気等一般の人にはわからないことが明記されています。
カプセル内の換気回数は1時間あたり5回以上換気をしている、これは情報発信をされた方がいいと思います。
イメージとしては非常に密室な感覚がありますが、5回/1hも換気を行っているというのは見た目ではわからない事実です。以下の比較対象と並べて掲示された方が安心されると思います。
施設ごとの1時間における換気回数(1時間でその空間の何杯分空気を入替えるか)
(衛生試験所指針抜粋、パチンコ店は弊社調べ)
- 一般家庭・・・1回
- 雑居ビル・・・1回~2.5回
- カプセルホテル・・・5回以上
竣工図等で換気回数の表記がありますので、その資料と一緒にポスター化して掲示されるとよりしっかりとしたエビデンスになります。
ぜひご参考ください。
まとめ
常日頃から衛生には気を使っているカプセルホテル、常日頃実施されていることにプラスアルファしてお客様にお伝えいただけると今まで見えなかったことも見え、安心して利用できる機会に繋がります。
また、新型コロナが終息したら今度はこの換気によるエアコンの負荷が電気代を高くしてしまっている原因でもありますので、お声がけいただければエアコンをずっと動かしたまま電気代削減のお手伝いができますので、ぜひお声がけください。