カーディーラーが新型コロナで売上落ちた時の対策

カーディーラーが新型コロナの影響を受けても利益を出す方法

利益を出すには2つしかありません。

  1. 売上上げる

  2. 経費を下げる

1の売上を上げるのはコロナショックで実質的に難しい時期です。だからこそ利益を出すために2番目の経費を下げるしかないのです。

相次ぐ休業や営業時間変更

新型コロナウイルス対策による、店舗の休業や営業時間変更がカーディーラーでも相次いでいます。

緊急事態宣言では要請の対象施設にはカーディーラーはなっていませんが、消費も落ち込み、購買意欲が低下しています。また、対面で接客するということもあり、対応に追われています。様々な防止対策をした形で営業したとしてもやはり売り上げを上げるのは今後益々厳しくなると考えられます。売上を上げることは冒頭で申した通り、実質的に難しいでしょう。

ではどうするか?

今だからこそ経費を見直して早急に利益が上がる仕組みを作っておくのが利益を上げる近道です。冒頭で申した通り2番の経費を下げるしかないのです。

経費を下げる即効薬

経費を下げる即効薬としては「電気代」が一番の近道です。

電気代と言ったら経費構成の中でも低いと認識しがちですが、年間にすると非常にウエイトが高い経費になります。削減することで年間50万円も削減できる場合もありますので、人件費を削るなどと比べたら誰も何も傷むことはありませんので、すぐ実施しましょう。

どうやって電気代を下げるか?

電気代を下げる方法はたくさんありますが、注意すべき点はお客さん商売ですのでお客さんに影響を及ぼさない削減の仕方が良いです。

まず、下げる方法は大きく分けて2つあります。

  1. 電気代契約を見直す
  2. 電力量自体を減らす

1.の電気代契約を見直すはすぐ簡単にできることです。全国に600社以上ある、新電力会社(大手電力会社含む)に現在の電力契約の見直しをしてもらってください。各電力会社で様々な特典などがあり、選ぶのが難しいですが、一番はやはり契約単価が安くなるということが目的です。

選び方は下記の別コラムをご参考ください。↓

間違いだらけ!新電力の選び方

そして、次は電気代の構成を確認しましょう。カーディーラーの電気代の構成は以下の通りです。

  • 照明

  • 空調(エアコン)

  • 看板

  • その他

非常に電気代の構成はシンプルで、この中で一番電気代のウエイトが重いのは「空調(エアコン)」になります。

照明に関してはウエイト的には空調(エアコン)の次に重くなりますが、ほとんどの店舗で既にLED照明化されていると思います。もしまだでしたら削減分から支払ができる設備投資0のLEDプランなど沢山ありますので、変更してください。

空調(エアコン)については、電気代のウエイトは50%を超す場合もあり、かなりのウエイトを占めてしまいます。なので、この空調(エアコン)を削減することが電気代削減の近道となります。

具体的な空調(エアコン)の電気代削減方法

近年は様々な業務用エアコンが登場し、省エネを謡っているものもありますが、まだまだ省エネの余地は十分にあります。(理由は別コラム:【業務用エアコンでどこまで節電できるか?】をご参照ください。)

当然、究極の空調(エアコン)の電気代削減は「使用しないこと」です。ですが、お客さん商売をされていたら無理がありますね。また、ここが注意点で電気は使わなければ電気代は下がるという固定観念でデマンド監視システムなどを用いて電力が上昇した時に手動で止めてしまうといったことを行ってしまうと逆に電力が上がってしまう恐れがあります。

ここが勘違いの一番怖い部分なのですが、照明などと違い、空調(エアコン)は使用しているものを少し止めても節電になりません。逆に温度変化が生じ、その温度をエアコンで設定した温度にしようとして他のエアコンや再度動かしたときに頑張ってしまう現象が起きてしまいます。

ですので、デマンド監視システムを用いて手動で止める、また、デマンドコントローラーというような自動で停止するシステム(用語検索)を用いて空調(エアコン)を自動停止するシステムがありますが、当然、電力の削減ができない場合があります。また、当然止める(送風にする場合も)わけですから店内環境が変化し、お客様に影響が出てしまう場合がります。

エコミラ®なら

弊社のエコミラ®であれば空調(エアコン)を一切止めることなく電気代の節約ができます。

空調(エアコン)が設定温度まで到達させようと全速力で動くことが電気代があがってしまう原因となります。エコミラであればその全速力を効率よく制御して電気代を抑えながら設定した温度まで到達させるようエアコンに指示を出す仕組みです。

工事も簡単でお店を休むことなく設置ができますのでぜひご参考ください。

44万円/年の電気代を削減(京都府のカーディーラー)

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