適切なガイダンスに従うならゴルフは決して悪くない
4月3日掲載のゴルフダイジェストにてアメリカの研究者からのコメントが掲載されました。
(原文ママ)週刊ゴルフダイジェスト2020年4月7日号
新型コロナウイルスの影響で行動が制限され、ストレスを感じている人も多いだろう。そんななか、アメリカの研究者が「適切なガイダンスに従うならゴルフは決して悪くない」という見解を示し、7つの注意点を提示した。
米ネブラスカ大学医療センター・感染制御の第一人者ケリー・コーカット博士は、「広く開かれた屋外スペースで過ごすのはもっとも(感染)リスクが低い行為」だという。
ただし、気をつけることとしてコーカット博士が挙げたポイントは7つ。それ以前の大前提として「ゲームの進行中、可能な限り(少なくとも)20秒間の手洗いが好ましい。消毒液も活用し、汚れた手で口や顔に触れないことが大切です」
それを踏まえた上で、博士が上げた7つのポイントとは、
注意点①
ゴルフカートの手で触れる部分を除菌シートなどで拭く注意点②
誰のものかわからないボールには触れない注意点③
グローブを清潔に保つこと。違和感があるかもしれないが消毒液を噴霧したほうがいい注意点④
携帯電話をカートのダッシュボードに置かない。携帯用のクリーナーを持参し、必要に応じて使用する注意点⑤
混雑したクラブハウスで飲み物を調達しない。人が少ない売店で購入するのが良い。売り子が手袋を着用しているところがベターで、缶飲料は飲み口を消毒してから飲む注意点⑥
クラブハウスでは人との間隔を2㍍程度とること。ドアノブやテーブルなどに触れた場合は手洗い、消毒を行う注意点⑦
ラウンド後の握手やハグ禁止。ハイタッチではなくナイスショットと声をかけること
開かれたスペースで体を動かしストレス解消ができるスポーツですので、こういったコメントが出るだけでも非常に前向きになれるのではないでしょうか。
コンペが軒並みキャンセル
かといっても、やはり日本ではゴルフコンペという仲間内や仕事での集まりをし、楽しいを共有するゴルフコンペが多いです。ですので、新型コロナの影響で軒並みキャンセルが出てしまっていますので、被害は非常に大きいです。
また、日本式プレーにおいてもこの新型コロナの影響でキャンセルが少なからず出ています。日本とアメリカの違いはプレーのスタイルです。日本のゴルフコースの場合は、9ホール終了後に、ほとんどのコースで食事休憩が入ります。それに比べ、アメリカの場合は、18ホールを一気にラウンドするスループレーです。スタート時間も、OUTからスタートの1ウェイ方式で、日本のようにOUTとINに分けてスタートするスタイルではありません。そして、空きさえあれば、日没まで自由にスタートできるところが多いです。
こういった部分でも昼食時のクラブハウス内で感染するのではないか?日中のスループレーができたらいいなという声も聞こえてきます。
今なにをするべきか
当然、日本独特のプレースタイルの見直しや公共機関を使用しないで来場するよう伝えるなど様々なアプローチが必要だと思いますが、出て行くものを抑えるということも非常に重要です。
今までは仕方ないと感じていた経費も抑えることができれば今後継続して抑えることができ、客数増加したときに大きな利益となります。見直す機会ととらえて動いてみてはいかがでしょうか。
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仕方がないと思っていた経費を削減する
仕方が無いと思っている経費の代表的な例としては「水道光熱費」です。
特に日中が営業の中心のゴルフ場は電気代負担は大きくなります。ゴルフ場の電気代構成は以下の通りです。
照明
空調(エアコン)
厨房機器
カート充電等その他
ゴルフはスポーツですので、特に夏場などはクラブハウスが暑いとクレームに繋がってしまいます。浴場もあるのでなおさらです。ですので、仕方なくギンギンに冷えた館内を作っているのではないでしょうか。当然、エアコン(空調)は常にフル稼働ですので、電気代は高くなってしまいます。
逆に照明等は日中営業が中心ですし、おしゃれな空間演出をしているゴルフ場がほとんどですので、比較的使用していません。ですので割合は低いですが、削減する場合はLED照明等で削減する方法をおすすめします。
空調(エアコン)は止めずに削減できます!
電気代負担が高い空調(エアコン)削減方法としては、究極は止めることです。ですが現実的ではありません。一般的な空調(エアコン)を制御するデマンドコントローラーにおいても順番に止めてしまう(送風モードにする)形式が多いですので、日中のゴルフ場は実用的ではありません。さらにデマンド監視装置などで電力を見える化して手動で消すのも消してしまってはクレームに繋がります。
エアコンを効かせたまま制御する機器として弊社のエコミラであればエアコンを止めずに制御が可能です。冷房を効かせたまま電気代の削減ができます。
まとめ
世間が自粛ムードとなり、皆それぞれの考え方が交錯している状況で、売上を上げるのは今は難しい状況ですが、いまできることをこなし、普通に戻った時に利益を倍増させることを考え今のうちにできることを実施しておきましょう。
お気軽にご相談ください。少しでもお役立てできればと思います。
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