夏も冬も一緒、電気代を削減する7つの方法

電気代の削減、夏と冬が違うと思ってる方が意外と多い?!

意外と多く聞かれるのが、電気代の削減といっても夏と冬では違うでしょ?という声。

細かく紐解いていくと、エアコン1つにしても冷蔵と暖房では同じエアコンでも機能が違うから節電すると言っても同じ方法でできるはずないと思われている方が意外と多いんです。

確かに、冬場では夏場では使わない電気機器が増えることもあります。

ですが、根本的に夏と冬では節電方法が違うのでは?と思っていることを紐解いていくとエアコンにありました。

確かに、寒いとすぐONしてしまうエアコン暖房。エアコン暖房は、冷房よりも電気代がかかってしまうので、冬にかかる電気代も高くなりがちです。

ですが、実際、機能は違うのか?夏と冬では節電方法が違うのか?説明していきたいと思います。

なぜエアコンは暖房時のほうが冷房時よりも電気代が高くなるの?

「エアコンは暖房のほうが冷房よりも電気代がかかる」という事実に驚かれた方もいるでしょう。「節電」というキーワードが多くきかれる夏のほうが、電気代がかかるイメージがあるかもしれません。なぜエアコンは暖房のほうが冷房より電気代がかかるのでしょうか?

それには、夏冬の気温が大きく関係しています。

冷房よりも高い!暖房の電気代が高くなる理由

エアコン暖房は、冷房よりも電気代がかかってしまうので、冬にかかる電気代も高くなりがちです。その理由は外気温と設定温度の“差”にあります。

  • 夏場…外気温33度 ⇒ 冷房推奨温度28度 その差5度
  • 冬場…外気温1度 ⇒ 暖房推奨温度20度 その差19度

上記温度差が大きければ大きいほど、電力消費は高くなります。

エアコンは基本的には熱交換をする仕組みは冷房も暖房も一緒なので、外気温と設定温度の差が大きいほど設定温度に到達するまで全力で圧縮機用インバーターモーターが回転します。

このインバーターモーターがエアコン電力の90%を占めているので、差が大きい冬場は電力が高くなるということです。

夏と冬で違う?エアコンの仕組み

図を見ればもうお解りですよね?

答えは“一緒”です。

厳密にいえば多少異なりますが、基本的な構造は一緒です。気温がどんなに低くても、空気は「熱」を含んでいます。「冷媒」は、圧縮すると温まり、膨張すると冷たくなります。暖房時は、ヒートポンプシステムがまず「冷媒」を膨張させて、「冷媒」を外の空気より冷たくし、外の空気中の熱を取り込む準備をします。冷えた「冷媒」は外の空気中の熱を取り込み、室内機まで移動します。移動中にヒートポンプシステムは「冷媒」を圧縮させ、集めた空気をさらに温めます。そして温まった空気が室内口の吹き出し口から室内へ送られます。

夏も冬も一緒、電気代を削減する7つの方法

① 窓の断熱で外の暖気・冷気をシャットアウト!

店舗、家などのガラスは外の暖気・冷気を取り入れやすく、冬場の場合、せっかく暖めた室内の空気を冷やしてしまいます。そこで、冬は窓の断熱をしましょう。

② 扇風機・サーキュレーターでエアコンの働きを助ける

エアコン暖房時などは、扇風機やサーキュレーターを併用することで電気代を抑えることができます。エアコンから吹き出た暖かい空気は上のほうに溜まるため、扇風機やサーキュレーターを上に向けて回し、空気を循環させてあげると、温かい空気が下まで降りてきます。特に天井が高い施設などは空気を循環させたほうが効果的です。

③ 室外機周りのチェックを!ショートサーキットを避ける

エアコンの室外機周りに物が置いてあると暖房の効率が落ちてしまいます。室外機周りには物を置かないように注意しましょう。また、雪の多い地域では、雪が室外機周りに積もってしまったり、室外機に雪が吸い込まれたりすることで効率が落ちてしまわないよう、高いところに設置や、雪対策も行いましょう(防雪フード・防雪ネットなども市販されています)。

④ こまめにフィルター掃除を!

フィルターが詰まってしまうとエアコンの性能が落ちてしまい、余計な電気代がかかるようになってしまいます。
2週間に1度はフィルターのお手入れをしましょう。フィルターの掃除って面倒に感じてしまいがちですが、いつも行う掃除機がけのついでにエアコンフィルターを外して、ついているホコリを吸い取ってしまえば楽です。

⑤ 電力会社の見直しをする

もはや新電力は多くの方に浸透しており、契約者数も年々伸びておりますが、手っ取り早く電気代を削減できる手法です。新電力会社も非常に多くありますので、選択が難しいですが、今までと同じ契約を続けられていてはもったいないです。初期費用無し、書類1枚で契約ができます。また、既に新電力会社と契約している方はそのままにせず、契約更新前に再度契約会社の選定を行いましょう。そうすることでさらに安くできる可能性もあります。

⑥ 換気回数を減らす

換気回数を減らせば当然、空気が滞留しやすくなりますので、せっかく温めた(冷やした)空気を滞留させることができます。施設にもよりますが、換気を多く行っている施設は換気回数を見直すといいでしょう。また弊社でもお客さんの数によって自動で変動させられる機器も開発しております。

⑦ デマンド制御をする

大型施設などではデマンド制御が非常に大きい鍵となります。電気代の約半分がエアコンによる消費になりますので、デマンド制御を行い、契約電力・消費電力の削減を行いましょう。デマンド制御は室外機を順番に止めてしまう機器などありますので、デメリットも発生してしまいます。弊社の機器であればエアコンを止めずに制御が可能(特許)です。

まとめ

夏でも冬でも電気代の削減方法はほぼ一緒です。何も難しいことはありませんので、上記の7つの方法を1つ1つ行い上手に削減をしましょう。それが企業であれば業績の向上にも繋がります。家庭であればお父さんのお小遣いも増えますね!

もし、わからないことなどあったら私(原島)までお気軽にご質問してください。

このコラムを執筆した人:
営業部 原島健司