パチンコ店の光熱費は意外と低い!?

お題でびっくりされると思われますが、パチンコ店の光熱費高額です!いやいや、タイトルと真反対のこと言っているでしょう、と思うでしょうが、思っている以上に高額です。

では、なぜタイトルで低い?!とつけたかといいますと、それはパチンコ店の経費構成にあります。これはとあるパチンコ企業の実際の経費構成ですが、そのパーセントに注目してみてください。(%は経費構成率)

  • 人件費…34.7%
  • 遊技台購入費…25.0%
  • 地代家賃…8.9%
  • 減価償却費…7.8%
  • 水道光熱費…4.4%
  • 宣伝広告費…3.5%
  • 清掃費…2.7%
  • 修繕費…2.4%
  • その他…10.5%

たった4.4%?!

人件費と遊技台費で全体の約60%近くかかっています。それに比べ、水道光熱費の経費構成率、低いですよね。4.4%です。全体から見たらたった4.4%ですので埋もれてしまいます。各項目を小分けで見たらさらに埋もれてしまいますね。ですので、水道光熱費に着目しているパチンコ店さんは意外とまだまだ少ないんです。

金額に直すと年間1200万円?!

遊技台数300台での月額電気代はなんと100万!年間で1200万円近く支払っているのが実状です。今や大型店舗の時代ですので、遊技台数780台で月額350万円、年間で4200万円近くにまでなっている店舗様もありました。

なぜそんなに電気代がかかるのか?

派手な演出で眩しい光を放ったりBGMが大音量で流れたりと、遊技台の消費電力が多いイメージの強いパチンコ店、その電気代の内訳とこれだけのコストを削減する方法があります!

 

次回、その②でいろいろお話ししたいと思います。

営業部 原島健司(はらしまけんじ)

年間1200万円の電気代をどう削減する?

前回まで(その①)のおさらい

① 経費構成で見たら水道光熱費はたった4.4%と小さく見える。人件費、機械台費で約60%。

② 光熱費は金額に直すと高額!遊技台数300台の電気代は月間100万円、年間で1200万円!遊技台数780台で月額350万円、年間で4200万円近くにまでなっている店舗様もありました。

パチンコ店の電気の内訳

まず、電気を使用する物が全電気の中でどれくらい使用しているかを多い順で思い浮かべてください。多くの方がすぐ「遊技台」を思い浮かべると思います。派手な演出で眩しい光を放ったりBGMが大音量で流れたりと、遊技台の消費電力が多いイメージの強いパチンコ店ですが、本当にそうでしょうか?

パチンコ店の電力種類(構成)

  • 遊技台(パチンコ・スロット)
  • 島設備(データランプ、JC/MC含む)
  • 自動販売機
  • 店頭(店内)LEDビジョン
  • 照明(内外)
  • 空調
  • そのほか機器(コピー機、防犯カメラ、モニターなど)

大きく分けると上記7項目に分類することができます。では、この7項目が電力のどれくらいを占めているか?本当に皆さんが思っている通り遊技台が高いのでしょうか?データを使って見てみます。

実際の電力データ

遊技台数780台、1日の電力使用状況推移グラフ(株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ_見えタローより抜粋)

このグラフは同一年度(2018年)の年間で一番電力が“高かった日”と一番電力が“低かった日”(店休日除く)を合わせたグラフとなります。

青い線グラフ…年間で一番高かった日(2018年7月14日)

オレンジ棒グラフ…年間で一番低かった日(2018年11月15日)(通常営業日)

電力を一番使う日と使わない日でこれだけの差があります。では、一体なぜここまで差が出るのでしょうか?同じパチンコ店です、遊技台数も変更ありません。設備も全て一緒です。

答えは空調が約50%を占めていた!

上記グラフから見て取れるのは、「夏の暑い日」「空調を使用しなくても過ごせる日」の違いんです。遊技台、島設備、自動販売機、店内外照明、その他機器は1年365日常にすべてを使用します。ですので、固定電力となります。オレンジの棒グラフのが空調を使用しない、固定電力のみの日なのです!

そして・・・

青い線グラフの日は「固定電力」+「空調使用の日」なのです。

ですので、オレンジ青い線の幅(差分)が空調で使用している電力なのです。びっくりしますよね、まさかの空調が一番電力を占めているとは…。

各項目の電力比率

上記データ及び弊社のパチンコ店約2,400店舗のデータより算出した、各項目の電力構成は以下の通りです。

  • 遊技台…約20%
  • 島設備(自販機、ビジョン含む)…7%
  • 照明(内外)…20%
  • 空調…50%
  • そのほか機器…3%

最近では、照明がLEDなどに変更されているホールが多いため、空調の比率は60%を超える店舗さんも出ておりますね。また、2018年に販売された7機種の最大消費電力の平均は、待機中で63.9W、遊技中で141.8W程度。遊技機メーカーさんも、「液晶画面の大型化」、「電飾数の増加」、「盤面における装飾類の可動演出機能の増加」などに伴って待機中の電力を下げるなど省エネ機の開発をしているので、非常に省エネ遊技機となっています。

削減できるの?

遊技機メーカーさんも省エネ遊技機にしたりとしているのに300台の店舗で年間1200万円の電気代を払っている現状、はたしてこのような状況で削減が可能なのか?

次回、その③でいよいよ削減テクニックをお届けいたします。

 

 

 

世界の平均気温について

現在、世界の平均気温は、何度かご存知でしょうか?過去30年で0.85℃も上昇し、今では、世界の平均気温が、14℃にまで上がっています。100年当たり0.6℃の上昇と予想されていたのですが、その予想をはるかに上回る結果となっています。このままいくと、最悪の場合、2100年末にはさらに4.8℃上昇すると予想されています。これが地球温暖化といわれている現象です。

出典:JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

温室効果ガスとは?

太陽に照らされて地球から、宇宙へ逃げる熱を止める役目をしているのが、温室効果ガスと言われている、様々なガスです。そのガスのおかげで、生活がしやすい温度を保つことができています。なので温室効果ガスは、生活をしていく上でとても必要なのです。しかし、そのガスが多すぎると宇宙へ逃げるはずの熱を止めすぎて、地球が暑くなってしまいます。そしてその温室効果ガスの中には、Co2ガスやメタンガス等、様々なガスがあります。そのガスをなるべく少なくする事が地球温暖化対策となるのです。

出典:JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター

地球温暖化が続くとどうなるの?

島の水没

北極や南極、高い山にある氷が溶けて、海水が増えてしまいます。海水が増える事で、モルディブ島や、インドネシアの小さな島を含めると、2050年迄に1500以上の島々が水没し、そこに住んでいる何十万人もの人達が生活できなくなってしまいます。

気候の変化

海水が増えることで、雲の動きや、雷の回数がかわり、砂漠化する土地が増加するといわれています。

動植物の減少

氷の上で暮らしている動物は、住むところを失います。氷の面積が少なくなり、氷上のアザラシも減少したことで、それをエサとして生きているホッキョク熊は、住む場所と、エサを無くし絶滅の危機に面しています。

病気が増えて、食料が減る

アフリカなどの、高温な地域では、気温が上がることで、蚊を媒体とする伝染病(マラリア)が増えると言われています。また、台風の増加で作物が取れなくなる可能性もあります。ワインや、コーヒー、チョコレートなどの収穫量も減る可能性があります。

地球温暖化対策は、人類の義務

このように地球温暖化は、人類において、いまだかつてない危機を引き起こす原因になると予想されています。人類が技術の発達と共に排出したガスが原因といわれているので、地球温暖化対策は人類にとって、もはや義務といっても過言ではないかもしれません。

 

年間1200万円の電気代を削減するテクニック!

前回まで(その①、その②)のおさらい

  1. 経費構成で見たら水道光熱費はたった4.4%と小さく見える。人件費、機械台費で約60%。
  2. 光熱費は金額に直すと高額!遊技台数300台の電気代は月間100万円、年間で1200万円!遊技台数780台で月額350万円、年間で4200万円近くにまでなっている店舗様もありました。
  3. 意外と遊技台の電力はメーカーの努力により、省電力化されていた。
  4. パチンコ店の電気代の約半分は空調が占めていた。

削減テクニック!

いよいよ削減テクニックです!遊技台は当然、自分たちでは省エネ化できません。ですが、300台の店舗で年間1200万円もの電気代を支払っている現状を改善しましょう。塵も積もれば作戦もあります。この手法で年間電気代の40%を削減できた店舗様もありますよ。

①店内の照明を削減(全電気代の削減率:約5%~10%)

もちろんこれは今や当然のことと思われますが、照明はLEDにしてください。ですが、注意点が必要です!店内照明をLEDに変更する場合、悪徳業者もいることをお忘れなく!(親身になってくれる業者様が多いです)LED照明に変更する際は必ず、既設照明とLED変更後の照明の比較表を提出してもらえます。(提出しない業者は問題外)ですが、ここで注意してみないと損をする場合があります。既設の照明の数とLED変更後の照明の数を必ず確認してください。悪い例としては、年間これだけ削減できる金額だけを気にして、必要のないLED照明を増設されてしまうということがあります。さらには照度が下がるからという理由を言われる場合もあります。本当に必要なのか?言われたままにすると年間削減はできても、無駄な設備投資をする羽目になってしまいます。必ず、LEDに変更をする際は、既設照明の個数、店内の各エリアの照度を事前に計測、把握しておいてください。そうすれば年間削減もできて、無駄な変更費用もかからずにすみますよ。

②トイレの温水便座を削減(全電気代の削減率:約1%~3%)

意外や意外、多くの店舗で見落としているのが、トイレの温水便座です。冬場は冷たいので便座が暖かくないと不親切につながりますが、温かい時期はどうでしょう?さらにアンケートで、外出先でシュレットを「使用する」が男性52.6%、女性34.4%という結果(出典:クリエイティブサーベイ株式会社は、20~50代の男女600名を対象にネットリサーチシステムを用いて「トイレに関する意識調査」)を踏まえて、意外とまだまだみんながみんな使用するとまでは至っていないのがポイントです。冬場以外は温水便座の電源をOFFしても構わないと思います。サービス低下につながると思われるのでしたら、最近増えてきた商業施設のように個室を「ウォシュレット使用可の個室」と、「省エネ活動OFF中」の2つに分けるのも手です。こんなことしてどれだけ削減できるのか?と思われるでしょうが、意外や意外!温水便座の種類にもよりますが、非常に消費電力は高いんです。一番高い種類にもなるとその最大消費電力は1,291Wにまでなります。仮に10台消せば契約電力も10kW程度削減ができてしまいます。やらない手はないでしょう。

③各電源ON/OFFを明確に(全電気代の削減率:約1%~3%)

これは皆さんも既にやっていることですが、各電源のON/OFF時間を明確にしましょう。営業前に島電源、遊技台電源は基本、ギリギリまで必要ないと思います。閉店後もすぐ消す。必要の無い照明もギリギリまで点けずに閉店後はすぐ消す。深夜までネオンも消し忘れているパチンコ店も街中では稀に見ますね、もったいないです。人の手が必要となることですが、1年365日長時間営業しているパチンコ店では塵も積もれば非常に大きくなります。分かっていることですが、とある小中学校でも照明や空調などの切り忘れが発生するくらいです。10年間切り忘れは絶対ないと言えるくらいまでの意識が必要です。心配な方は分電盤を改造して、タイマーをつけるのも手です。改造費は一概には言えませんが、ON/OFFタイマーであれば10万円もあればできてしまいます。切り忘れで年間数十万損をするくらいならやっても良いと思いますよ。

④無駄な残業を減らす(全電気代の削減率:約1%~)

先日、意外な問い合わせが弊社にありました。「消費電力が上がってきてしまっている」とのこと。弊社で調査をした結果、深夜の時間帯が昨年と比べて明らかに電力が増加していたのです。仮に遊技台を昨年より1時間長くONしていたとしたら、「遊技台1台1時間で使用する電力」×「遊技台数分」がかかってしまいます。1000台のお店でしたら恐ろしいですよね。照明もしかりです。1時間長いだけで塵も積もれば大きな山となってしまいます。新台入替作業や、イベント準備など、パチンコ店さんの業務は一般的な仕事量で見ても計り知れないくらい多いですが、無駄な残業をしないよう、業務整理は必須です。

⑤無駄な換気をしない(全電気代の削減率:約5%~10%)

意外と皆さん気にされていませんが、店舗の換気をコントロールすることは非常に重要な電気代削減の一つです。パチンコ店などでは、建築された際に遊技台数500台の店舗なら常時500人がいると仮定して換気設備を構築される店舗がほとんどです。ですので、1時間にホール内の空気を約15回も排出されているパチンコ店も実際に多くあります。このことにより何が起きるかといいますと、夏場などせっかく冷やした空気を1時間に15回も外に排出してしまっていることになります。結果、エアコンは常に全力で冷やそうと動いてしまいますので、結果、空調負荷が大きくかかってしまうということになります。空調は全電気代の約半分を占めていますので、非常にもったいないですね。これから全面禁煙化が始まりますので、タバコの煙等も気にせず換気調整ができると思います。この際に換気回数を見直してみてください。お客様の数によってコントロールする方法が一番好ましいですが、すぐできる方法としては最低でも換気調整スイッチを最低回数に設定しておきましょう。

⑥全電気代の半分を占めている空調を削減(全電気代の削減率:約10%~20%)

全電気代の約半分を占めている「空調」ですが、当然、使用しないのが一番の削減となります。ですが、使用しないということはできませんよね、当然です。どう削減するかとしては、デマンドコントロール機器を使用したり、散水をしたりと方法は様々です。これ以上書くと宣伝になってしまいますので控えておきます(笑)が、空調をコントロールすることが大きな削減となりますので、ぜひ調べてみてください。

まとめ

まだまだほんの一部ですが、パチンコ店の削減方法をご紹介しました。

  1. 店内照明
  2. トイレの温水便座
  3. 各電源ON/OFF設定
  4. 無駄な残業カット
  5. 換気調整
  6. 空調制御

ちょっとした意識や方法で非常に大きく電気代の削減ができますので、ぜひトライしてみてください。この方法で年間約600万円(全電気代の約30%)の電気代削減を達成したパチンコ店様もありますよ!

介護福祉施設の費用について

高齢化社会になっていく中、人手不足や施設不足が課題となってくる介護施設ですが、それに合わせて経費削減(電気代削減)も同時に行っていかなければならない環境です。

介護施設による費用の増加は以下のグラフで顕著に表れています。

(出典:厚生労働省より)

 

この増加の中では、経費削減も意識しなければならない状況になってくると思います。

今回は電気代についてピックアップしていきたいと思います。

 

電気の使用比率

まずは以下のグラフをご覧ください。

 

 

こちらは、とある介護福祉施設の年間の電力グラフですが、夏だけ高いのがわかると思います。

介護福祉施設の電気設備は、エアコン、事務機器、医療機器、トイレ、風呂等ありますが、夏に多くの電力を使用するものが、介護福祉施設の中にはエアコンのみになることがわかると思います。

冬に多く電力を使う施設もあると思いますが、冬の場合も同様にエアコンによる電力が大きいです。

 

このことから、電気代削減にはエアコンの省エネが不可欠となってきます。

単純に、夏の間エアコンを止めて節電できればいいのですが、人手不足の中の運用では難しいと思います。

運用で難しいと感じられましたら私までご連絡ください。

仕掛けがいっぱいのスーパーマーケットの電力

スーパーマーケットは昔からスーパーマーケット専門の心理学者がいるくらい、緻密に計算され、様々な商品を陳列しています。店内のレイアウト一つにしても売上が5%~10%違ってきてしまうくらいです。そのレイアウトがもたらす電力への影響も大きく、計算されたレイアウトだからこそ偏りが発生してしまいますが、賢く電気代の削減する方法があります。

心理分析による店内レイアウトで電力の偏りが発生

スーパーマーケットのレイアウトは緻密に計算されているのは凄いですよね!心理学に基づいたレイアウトで気付くと衝動買いしてしまっています(笑)。

必ずこの図のようなレイアウトになっているスーパーマーケットが多いと思いますが、心理学に基づいたレイアウトの典型的な反時計回りの例ですね。売り上げを伸ばすためには最高のレイアウトだと思います。ですが、電力を見ると偏りが発生してしまうので、電気代で困ってる担当者様も多いのではないでしょうか。

バナナの色を変色させてはならないが為の高空調電力

必ず、スーパーマーケットの出入り口から最初のブースには果物・野菜が陳列されております。そこに変色しやすいバナナの色を見ることでそのスーパーマーケットが流行っているか否かを見ることが一時マーケット分析の間で流行してました。しかも、入り口付近に必ずあるので、変色しやすい。変色させないために空調を常に設定温度を低くして全開でかけ続ける。=空調で使用される電力が多くなってしまい、電気代が高くなってしまう。というロジックに陥ってしまいがちです。

どういう偏りになっているか?

先程の店内レイアウトで空調に負荷がかかるエリアを赤、比較的空調を使用しないエリアを水色にて色分けしてみました。一目瞭然で2つに分かれるのがスーパーマーケットの特徴です。

水色エリア

水色部分の空調は比較的夏場でもさほど使用されにくい特徴があります。それは、冷凍・冷蔵機器が多く設置されている為です。出入り口からも遠く、冷蔵・冷凍機器も多いことから自然と夏場でも冷えています。

赤色エリア

出入り口からも近く、冷凍・冷蔵機器も少ないため、商品鮮度を保つため比較的多く空調を使用しています。

まとめ

スーパーマーケットの店内レイアウトによる空調の電力使用状況が分かりましたよね?電気代が高いと思われた方は意外と冷蔵・冷凍機器に目が行きがちですが、こういった目線で見てみてください。意外と空調が多く使用されているかも知れません。

もうすぐ!パチンコ店も2020年4月からの禁煙義務

施設内での喫煙を規制する改正健康増進法が2020年4月から全面施行されるのはもうほとんどのパチンコホールで知られており、ホール企業も対策が迫られている真っ只中だと思われます。多くの人が利用する商業施設は、原則屋内禁煙が義務付けられるほか、違反者には罰則も科せられます。では、パチンコホールではどのような対策が必要でしょうか。

禁煙義務をプラスとみるか、マイナスとみるか

当然、義務ですから全ホールが実施をしなければならない重要事項です。賛否両論、様々な声が飛び交っていますが、泣いても笑っても屋内原則禁煙義務ですから致し方ありません。

では、このことをどう見るか?プラスとみるかマイナスとみるか。

この記事を書いている私は喫煙者ですが、絶対に「プラス」と捉えています。悲観的になって何もしないで時を待つより、プラスと考えてしっかり準備をされた方が絶対に良いと考えます。パチンコのこと何も知らないくせに!と罵声が飛んできそうですが…実は私、20年間、前職までずっとパチンコ業界でしたので、非常に昔からの流れや、現在訪れている新規則改正に伴う遊技機の入替、年末のみなし機全撤去など、パチンコ業界が直面している数々の問題を存じておりますし、実際に感じることができております。

悲観的になるのは無理もありません。理解できますが、禁煙に対しては得したり、未来への投資ができると考えております。ですので、この喫煙規制に関しては私は必ずプラスになると思います。

禁煙義務に向けてすべきことは喫煙ルームの設置だけ?

多くのホールが現状では喫煙ルームをどうするか、置く場所は?費用は?何室必要?など禁煙ルーム設置に追われていることかと思います。ですが、それだけに追われていると得を逃してしまう可能性があります。

もちろんお客様商売ですので、喫煙規制によってパチンコホールでの喫煙率54.7%*1のお客様を離反させないことに注力しなければなりません。*1(日遊協、2018年度パチンコ・パチスロファンアンケート調査)

設備の改装・改修などは、やはりお金がかかります。

  • 快適な喫煙ルームの設置
  • 店内のヤニ、臭い除去
  • 店内のクリーン化
  • 灰皿回収レールの撤去
  • 銀台交換

など、お金がかかることが非常に多く、お金をかけてこれをやったからと既存の喫煙ユーザーを留められるとは限りません。どのホールもなんとか残ってもらおうと、様々な工夫をしようと日々試行錯誤しておられると思います。

ですが、もっとするべきことがあります。

しかもそれがお金を生むことだったとしたらいかがですか?

禁煙義務がお金を生み出す?!

はっきり言って「生み出します!」

びっくりしますよね?禁煙義務によって喫煙ルームや改装費など、お金が出ていくことばかりと思っていたでしょうが、実はあることをするだけで今まで払っていたお金を払わなくて済むんです。

例えば、700台のホールで条件にもよりますが、年間100万円近くも払わずに済むことが可能です。では、どうすれば年間100万円近くも払わずに済むのでしょうか。

過剰設備を抑制する

パチンコホールは今まで喫煙者、禁煙者問わずに集まる環境下で営業をされており、どちらの方も気持ちよく過ごしていただけるよう、環境を阻害しないように非常に考慮された店舗づくりが主流でした。よって、「過剰換気」「過剰空気清浄」など一般施設とは比べようがないほどの豪華な設備やメンテナンスを施されているホールがほとんどです。

喫煙規制により、その過剰設備やメンテナンスを抑制することで、今まで支払っていた過剰設備を使用するための電気代やメンテナンス代などを抑えることができます。

具体的な方法

まず、抑えることでお金を生み出せる設備・メンテナンスは何かを上げてみたいと思います。

  • 店内換気システム
  • 店内空気清浄機
  • 店内オゾン発生器
  • 店内消臭コーティング
  • 店内特殊清掃
  • 吸い殻回収

などなど…上記他にタバコに対して施されていることは多くあると思いますが、代表的な設備・メンテナンスを出してみました。

そして、いくつかの具体的な方法をお伝えします。

店内換気システム

パチンコ店の換気システムは他業種施設より非常に豪華な設備が多いです。恐らく全業態の中でも私が知る限りトップです。基本的に「建築基準法」という法律で決められています。建築基準法は、「建築物の敷地、構造、設備および用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康および財産の保護を図る」ことを目的とする法律です。つまり、建物内で活動を行う際、人の健康を維持するためにルールが取り決められています。

その規則によると、換気扇だけで換気を行う場合は、「1人が活動するのに必要なスペース」と「人の呼吸量」から必要な換気量を計算します。このような、部屋に必要な新鮮な空気の量は「必要換気量」と呼ばれます。必要換気量を部屋の広さで割れば、必要換気回数がわかります。

例えば、一般家庭での必要な換気量は、居間、廊下で5回、トイレで10回、自動車修理工場で8回、熱処理・鋳造・鉛造の工場で10回、メッキ工場で15回程度となっています。

では、パチンコ店は?というと10回~15回程度の換気を行っているホールがほとんどです。夏場でしたら車の窓を全開にしてエアコンを使っているのと同じですね。当然、エアコンはフル稼働で電気代は高くなります。

この換気回数を調整してください。禁煙後はタバコの煙もありませんので、過度な換気は必要なくなります。止めてしまうこともできますが、できれば稼働率に合わせた解放などができるように換気をインバーター化して開閉を自在にできるようにすると新鮮な空気を入れたり、空調負荷を軽減するために閉じたりとできますので、良いかと思います。

これだけで空調への負荷が軽減され、電気代のコスト削減につなげることができます。

店内空気清浄機

禁煙後、店内のタバコ環境目的での空気清浄機は必要なくなります。

PM2.5や埃臭さの対策などで使用されているホールは今後も必要となりますが、ほとんどのホールがタバコ対策での設置が多いようですので、さほど必要がなくなってきます。空気清浄機は特に電気代に加え、フィルターメンテナンスなど定期的に実施されており、メンテナンス代も高額になっております。

店内環境を考えながら少々もったいないかと思いますが、設置機数を減らすなどして頂くと、先々負担が少なくなります。また、撤去された空気清浄機などは意外と飲食業界や他業界の店舗など需要があり、売ることもできます。

まとめ

喫煙規制でできることの一部をお伝えしましたが、まだまだ沢山あると思います。その今まで普通だった、ちょっとしたことを見直すだけで年間100万円などのコストカットができ、今までなかった喫煙ルーム充実化などへ回すことができます。

ぜひ、弊社であれば見直しもこれからのご提案も密にお打合せをして対策できますので、ぜひお気軽にお声がけください。

ちょこっと話。

ちなみにパチンコ業界以外の方などとお話をすると、逆に街中などに喫煙場所が無くなるので、トイレに行くならパチンコ店という考えと同じようにパチンコ店へ喫煙しに行くという考えをされている方がほとんどでした。逆に今までパチンコ店に入ったことが無かった方が入るということも考えられると思いますよ。

⇒関連コラム【パチンコ店禁煙後の店内の臭い対策】

「A/C」ボタンを押すと・・・

僕が子供のころ、車に乗っていると、運転している父が、「エアコンつけたら燃費が悪くなるから、エアコン切って窓開けるわ」ってよく言ってました。皆さんは聞いたことがありませんか?僕は、エアコンは電気で動いてるのに、なんで、ガソリンで動いている車の燃費が悪くなるのか理解できませんでした。

しかし、大人になって勉強してやっとわかりました。車以外で使っているエアコンは、当然のことながら電気で動いているのですが、車の場合はエンジンの回転を利用して、冷媒を送るコンプレッサーを回しているのです!

なのでエアコンをつけると、エンジンの回転動力が、コンプレッサーに接続されて、コンプレッサーを動かしています。コンプレッサーを動かすには、大きなパワーが必要なので、車のバッテリーだけではそのパワーを生み出せないからです。一般社団法人日本自動車工業会が発行する小冊子によると、「「A/C」ボタンをONにしていると、1割以上も燃費が悪化します」と書かれています。そういえば、エアコンをつけた途端にエンジン音が少し変わっていたなぁって、今頃になってかすかではありますが、思い出しました。

 

暖房の場合はどなるの?

車のエアコンの暖房は、エンジンの熱を使って温めているため、コンプレッサーは動かしていません。なので始動時エンジンが温まる迄、なかなか暖かくならないんですね。そういうわけで、冬は暖房をつけていても燃費は悪くなりません。車の「A/C」ボタンを押すとコンプレッサーが動き出すので、冬場は窓が曇った時だけ「A/C」ボタンを押すことを進めます。冬もACを押したままにすると、常にコンプレッサーが動くので、燃費は悪くなります。

 

車の燃費をよくするには?

夏場は、車に乗る前に窓を開けて、なるべく車内温度を下げてから「A/C」ボタンを押すと、社内温度のセンサーがはたらき、コンプレッサーはあまり強く回りません。何故なら車内が暑ければ暑いほど、エアコンは早く冷やそうと判断し、コンプレッサーは強く動くからです。冬場は窓が曇った時だけ、「A/C」ボタンを押して曇りを取りましょう。

これが、車の燃費をよくする一つの方法です。

 

 

あまり意識しないエアコンの電気代

カーディーラーといえば、人が良く通るいい立地で、外から車のディスプレイが見えるように窓はガラス張り、快適な環境を提供できるように、余裕をもった店舗作りなどが必要です。そのため、必要な経費がさまざまあり、仕方がないところが多いと感じている方も多いと思います。

また、お客様が訪問されたときに、快適環境を与えるためエアコンが重要になってき、空間が広ければ広いほどエアコンを多く設置し電気代が加算されていきます。特に夏場であればエアコンの能力は十二分に発揮し、店内に快適環境を提供します。昨今の異常気象がある中では、ますますエアコンが必要なってきます。

 

人より車を冷やしているエアコン

しかしながら、常に店内に人がおり、お客様が次から次へと回転して来るような業種ではないため、エアコンからくる冷風は車にあたっていることが多いです。本来であれば来客するお客様に提供したいものです。

例えば、普通自動車で長さ4.8m、横幅1.7mありますと、広さ8.1㎡になり、5台あるだけで40.5㎡の広さが必要です。エアコンを設置するときは店舗の広さから算出しますので車の設置場所は考慮されておりません。

店舗によっては設計段階で、車をディスプレイする位置にはエアコンを設置しなかったり、設置はするが車のディスプレイの位置だけエアコンの電源を切ったりしております。

 

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他の経費と違って見えてきませんか?

店舗を見て、エアコンが設置している場所を一度確認してみてはいかがでしょうか?

 

 

エアコンの消費電力の割合は48%!

夏の暑い時期に支払っている電気代の48%がエアコンの電気代ってご存知でしたか?

(出典:資源エネルギー庁 節電アクション 卸・小売店の場合)

その時期に使った、最大電力が、一年間の基本料金を決めてしまいます!電力会社は、最大電力分の電気を発電しなければいけないので、その分を基本料金として1年間徴収し、発電しています。なので、夏(または、冬)の最大電力を下げることが、基本料金を下げて、電気代を安くする一番の早道なんです!

エアコンの電気代は常に変化しています!

あまり知られていないと思いますが、エアコンはスイッチを入れると見た目はずーっと動いていますが、気温の違いで、エアコンの電気代は大きく変わってしまいます。

それは、なぜでしょう??

エアコンは、風を送るより、風を冷やす方が電力を使うんです!

エアコンは、スイッチを入れると風が出てきます。ずーと出てきます。じゃぁ電気代は同じなんじゃないか?と、思われるかもしれません。しかし、気づいている方も多いかと思いますが、吹いてくる風が冷たかったり、そうでなかったりしたことはありませんか?

それが、電気代の違いなんです!

冷風が出ている時間が長ければ長いほど、電気代が高くなります。逆に冷風じゃない風(扇風機と同じように送風)であれば、電気代はそれほど高くなりません。

エアコンは、風を送るより、風を冷やす方が電力を使うんです!

冷媒ガスを送るコンプレッサーはとてもパワーが必要です!

冷やすために冷媒ガスと呼ばれている、熱を運ぶ役割をしているガスがあります。そのガスは高い圧力をかけられて、室外機室内機の間を移動しています。そのポンプの役割をしているのが、室外機の中にあるコンプレッサーなんです。

そのコンプレッサーは、6.7kgの冷媒ガスを、1cm角あたり20kg~30kg(10cm角にすると、2トン~3トン)の圧力で押し出しています。(10馬力パッケージエアコンの場合)この数字を見ただけで、多くの電力が必要なのがなんとなく、わかると思います。

実は、10馬力のエアコンは、電子レンジ10台に相当する電力が必要です。

これを見ただけで、エアコンの電気代は、なぜ高いのか? が、わかりますよね。

 

このコラムの動画はこちら。