日本一わかりやすいVPP ③ 分散型エネルギー資源の可能性とは?

日本一わかりやすいVPP ③ 分散型エネルギー資源の可能性とは?

分散型エネルギー資源(DER)については、前回ご説明した通り、大きくは以下の5つがあげられます。

1.自家発電機

2.太陽光発電

3.蓄電池

4.電気自動車の蓄電池

5.デマンドレスポンスによるピークカット

DERの問題点

現状では、導入コストが高く動作に不安定なところもありますが、将来的には普及の拡大でコストが大幅に下がり、運用の確実性・効率性も向上するといわれています。国内では、太陽光や蓄電池は、まだまだコスト高が、目立ちますが、海外の一部の地域では、ガスコージェネレーションシステムのような小型の自家発電も、競争力が増し、経済性が向上してきています。

蓄電池技術に関して

蓄電池技術に関しては、リチウム電池のように一定のコスト低下が進んできました。しかし国内において電力システムで同じ調整力を生むことができる揚水発電(大型ダムのように、巨大な貯水池を上下に作って、水の位置エネルギーを活用して水力発電する)に比べるとコスト高です。またDERによる調整力調達への参加や需給調整市場への入札も、十分な経済性を持つためには、DERの設置コストをできる限り低コスト化していくことが重要です。

DERの可能性

DERの活用においては、その可能性の大きさとともに、実現への不確実性も考慮しなければなりません。しかしデジタル技術は日々進化を遂げており、技術革新の成果を電力分野へ取り込むこと常に考えておかなければならない。

 

エコミラは、DERの問題点を解決する提案ができます。

エコミラは、DERの問題点を解決することができる唯一の空調制御装置です。問題である設置コストをエコミラの制御機能で省エネし、その省エネしたコスト削減で設備投資を回収することができます。エコミラはデマンドレスポンスができる唯一の空調制御装置です。

次回は、そのデマンドレスポンスについて以下でご説明します。

「日本一わかりやすいVPP ④ デマンドレスポンスとは?」

参考に以下の説明もご覧ください。

「日本一わかりやすいVPP ① 概要」

「日本一わかりやすいVPP ② 分散型エネルギー資源とは?」

このコラムを執筆した人:
網島 弘幸