回転数制御による大きな電力削減とは

エコミラの回転数制御について

回転数(周波数)制御で、省エネするのがエコミラの特許技術です。

その回転数制御の利点をご説明します。

消費電力と回転数の関係

P=Pn x(N/Nn)^3

P  : 消費電力

Pn:定格回転数での消費電力

N:調整した時の回転数

Nn:定格回転数

この式の通り消費電力は、

回転数の3乗に比例します。

例えば、100%フル回転で動いている室外機(空調)を

エコミラで回転数を10%落として、90%にしたとします。

N=0.9Nn

P=Pn(0.9Nn/Nn)^3

P=0.729Pn

回転数を90%にした時の消費電力は72.9%まで下がります。

つまり、冷媒ガスを送るスピードを10%緩めたただけで、消費電力は27%も下がることになります。

同様に、もし冷媒ガスを送るスピードを20%緩めると、消費電力は49%も下がることになります。

回転数を少し制御しただけで、大きな電力削減ができるということです。

上記はあくまでも100%フル回転で室外機(空調)が動いている場合の話になりますが、エコミラは設置の際にピーク時にエアコンがどれくらい動いているか(パワーを使っているか)を算出した上で設定値(冷媒ガスを送るスピード値)を算出設定します。

だから、現状をしっかり見て試算するので、エコミラは快適性を保ちながら、省エネができるのです。

デマンドレスポンスとは 日本の電力状況(リアルタイム)-Electrical Japan
このコラムを執筆した人:
網島弘幸