身近な省エネ活動
エアコンの温度設定変更、エアコンフィルター掃除、電球を小電力のものに変える、テレビを見る時間を1時間減らす、使わないときは電源を切るなど、普段生活している中には、さまざまな節電方法があり、官民合わせて、推進しております。
しかし、家電機器の普及、世帯数の増加、エアコン普及などによって、家庭部門でのネルギー消費の伸び率は増えております。
節電チェックする機関
ドイツでは2008年から連邦環境省が、既存の大きな可能性のある排出削減の可能性を費用効果的に、そして広範囲に利用することを目的とし、 “Stromspar-Check Aktiv – 低所得世帯の日常生活における気候と環境の保護” という名前でプロジェクトが開始しました。
このプロジェクトは、無料で相談でき、省エネヘルパーと呼ばれる資格を持った人が家庭に訪問し、節電チェックをし、アドバイスをしたり一部の機器(ランプ、交換可能な電源タップなど)を無料で交換したりします。
そして、節電チェックの1年後、節電チームは再度訪問し、家庭の人達の省エネへの意識向上に繋げております。
この活動で、年間平均150ユーロ(約18,000円)のエネルギーコストを削減しており、2,000万ユーロ(約24億円)相当の無料の省エネ商品を提供しております。
現在では30万世帯以上が参加し、これにより3億ユーロ(約366億円)のエネルギー費用が削減され、50万トン以上のCO2排出量削減が実現しております。
日本の省エネチェック
日本では建築物省エネ法で、オフィスビルやマンション、戸建住宅と建物を建てるときにチェックをしており、土台は省エネ性の高いものが普及していっております。
また、企業向け中心に省エネチェックシートが配られたりと、意識もだんだんと定着していっていると思いますので、家庭においてもチェックする意識はこれからのエネルギー問題において重要になってくると思いますので、定期的に家の中を見渡してみてはいかがでしょうか?