意外と知らない、日本のエネルギー問題とは?

日本はとても資源の少ない国

日本は資源の少ない国っていうのは、なんとなくわかっていても、毎日の生活にエネルギー不足を実感することは、あまりありません。どれくらい日本のエネルギー自給率は、少ないのでしようか?

日本のエネルギー自給率は?

日本のエネルギー自給率は、8.3%です。世界の中では、34番目の自給率となっています。日本は「世界3位の経済大国」ですが、「電力消費量も世界で5番目に多い国」になんです。日本は、海外のエネルギー資源を輸入しているので、輸入価格も心配ですが、輸入元の国の紛争や、諸事情によりもし、輸入できなくなると、電気を作ることができなくなり、日本経済自体がストップしてしまいます。

出典:資源エネルギー庁

資源なき経済大国の宿命

1973年の第一次オイルショック時のエネルギー自給率は、9.2%と特に低く、安定供給できない状態でした。それが原因で大打撃を受けた経験から、日本はエネルギー自給率を20%まで引き上げたのですが、震災後、第一次オイルショック時を下回る自給率になっています。エネルギーの確保が不安定なのは、資源なき経済大国の宿命です。そんな日本の省エネルギーへの取組みは、世界でも注目されています。

このコラムを執筆した人:
網島 弘幸