電力需給が高まる中、電気代高騰による経費の圧迫で、各法人様電気代削減の対策が強いられております。
今回は工場や病院、大型ショッピングセンター、ロジスティックなど高圧受電を受けている施設がどれぐらい電力を使用しているか2021年度の実績より調べました。
高圧受電施設の電力
グラフは電気事業者(新電力会社除く)の2021年4月から2022年度3月までの高圧・特別高圧における電力需要実績です。
2021年度需要電⼒量合計は8,374億 kWhとなり、このうち高圧・特別高圧は4,154億kWh使用していました。
1番多く使用した月では7月(378憶kWh)、次いで8月(373憶kWh)、その次が9月(359kWh)の順に使用されていました。
反対にもっとも使用していない月が、5月の311憶kWhでした。
このことから夏場が多く使われることがわかります。
また、都道府県別の需要電⼒量は、東京都が最も多く764億 kWhで、次いで愛知県が581億 kWh、⼤阪府が542億 kWhでした。
高圧受電施設における省エネ
やはり夏場に多く電力を使用するので、業種にもよりますが、夏に最も使用する電気設備としてはエアコンが想定されます。
ショッピングモール、病院、スポーツジム、学校、ホームセンター、などさまざまな高圧種別の施設がありますが、夏場だけ使用する電気設備はほんとどがエアコンです。
よってエアコンの省エネが電力削減に繋がります。
弊社では、エコミラによりエアコンの電気代を約30%削減を目安とし、さまざまな施設に導入しております。
また、デマンドレスポンスによる分散型エネルギー資源で停電を未然に防ぐ協力をしております。