一般的な施設において、夏場もしくは冬場であればもっとも電気を使うのが空調であることは実感していると思います。
空調を削減するにあたり、夏場であれば設定温度を上げて我慢すること、もしくは定期的に空調を切ったりすることをしてきました。
当然室内の環境が悪くなるのでせっかく設置した空調の意味がなくなります。
そのため、ピーク時(年間で一番電力の高い時間帯)だけ空調を切って省エネを図ろうと、リアルタイムで電力がわかるように【デマンド監視】ができました。
デマンド監視はリアルタイムで今の電力がわかり、日々のデーターが蓄積されます。
そして、前日、前年のデータを見ながら、設定した数値のピーク時が近づきそうになればアラーム(警報)が鳴り、そのアラームに従って空調を手動で切ります。
しかしながら、年々暑くなりエアコンが動く昨今では、前年のピーク時の設定値を超えないように何回もエアコンを入切するようになってきています。
それでは施設内の人も億劫になってきてしまい、設定値をどんどん上げてしまい、ついには電気代が上がってしまうことになります。
そんな中、手動で空調の入切をしていたものを、自動化することで空調の電気代を削減するものがでてきました。
それがデマンドコントロールです。
デマンドコントロールは空調を自動で制御し、空調の使用電力最大値(デマンド)を抑え、電気代の基本料金を抑えます。
今回は一般的なデマンドコントロールについてご紹介致します。
デマンド監視装置と連動し、室外機を制御(ON、OFF)する
空調の中で最も電力を使う箇所が室外機の中にあるコンプレッサー(モーター)です。
なので、コンプレッサーの消費電力を削減し、空調の電気代を下げるのが基本的なデマンドコントロールの仕組みです。
デマンド監視で設定したピーク時の電力を読み取り、夏場であればその設定値の近くになると、室外機のコンプレッサーを止めます。
止める方法は機械によって様々で、3分毎や5分毎に1台ずつ止めたり、室外機が10台あれば、2台ずつや3台ずつ止めたりします。
なかには、デマンド監視と連携せずに、常に3分毎や5分毎に止める機械もあります。
止める時間によっては、室内の人が暑くなることもあるので、電気代削減と室内環境を鑑みながら設定します。
エコミラについて
エコミラはコンプレーサーを止めることなく制御します。
止めずに制御をすることによって、お客様は普段通りの空調の使い方で電気代削減をすることができます。
そして、この制御方法に特許をとっており、オンリーワンの商品としてお客様に販売しております。
また、エビデンス資料も揃えておりますので、お客様にご安心できるものとなっております。